このページの目次
その会社についての理解を深める
- 会社のビジネルモデル(ステークホルダーとお金や人や物の動き)
- 会社のビジョンや将来像、アイデンティティ(未来、現在、過去を追う)
- 実際の社員の働きぶりやカルチャー
- 他社との関係や業界全体の構造、ビジネス全体に対する理解
リサーチを進めていく上での媒体
- 公式ホームページの事業概要
- 社員のTwitter
- OpenWork
- その会社が出している求人情報
- 会社概要(設立年月日、社員数、主要取引先、株主構成、役員の経歴、業種、沿革)
- 業界地図・四季報、業界分析の書籍
- 社長ブログ、外部メディアのインタビュー記事、TV放映等
会社の取引先や規模から求められる品質レベルを推測する
- ビジネスの時間軸(10年で1000億のような、どれだけの長さで利益を求められるか)
- コンプライアンスに対する意識
- リスクマネジメント、品質管理への意識
社内調整や稟議、情報管理の体制、部署間の連携などいろいろ会社規模で業務内容が変わる。
職種と一般的な働き方についての理解を深める
- その会社に固有のスキルなのか?転職しても使えるスキルなのか?
- 一般的なキャリアプランは何か?
- その職種に求められるパーソナリティ、特性、前提知識
- その職種の1日の仕事の流れ・収入
- 会社のビジネスモデル上の立ち位置・役割
- 市場価値の変化(これから必要とされていく職業なのか?)・競争率
答えられるようになっておきたい質問(エンジニアの場合)
- ビジネスに対してどのように貢献できる人材になりたいか?(会社のビジネス全体に対する理解)
- 自分はエンジニアリングの何が好きなのか?どんなところに憧れているのか?(自分のモチベーション)
- 自分のエンジニアリングにおける強みは何か?(アイデアマン、慎重でミスに気づく性格、知的好奇心などなど)
- 会社や世の中ではどんな人材が必要とされているのか?(最新の技術、世の中の流れ、自社のポジションなど)
など) - 実際のビジネスの現場はどのように動いているか?エンジニアリングの正解は何か?(現場のリアルをちゃんと知る努力をする)
共通して大切になるマインドセット
- 相手に時間をかけさせない
- 相手を敬い、気遣えるようになる
- 自ら責任や仕事を取りに行く
- 動きが読める計算可能な人間になる(信用できる人間)
- 報告・連絡・相談をしてプロセスの共有と改善ができる余地を上司に与える
- 目標や成果にコミットできる人間になる
- 学ぶ努力を常に続ける
エンジニアであっても営業であっても経理であっても、専門職であっても一般職であっても、
ビジネスを好きになってどうやって社会や人の役に立っている仕組みに関心が持てるようになると、
視野も広がり、上の立場で仕事してる人とも話を楽しめるようになる。
自ずといろんな世界の話が耳に入るようになり、仕事の上達も早くなる。