メディアの導線設計について

メディアは情報を発信する媒体。情報に価値がなければ、そのメディアにも価値がない。

その情報をしっかり消費してもらうことで価値が出る。

広告マネタイズであれば、広告商品の価値が伝わるユーザーに広告商品の認知を促進したりすることが価値になる。広告商品の価値を教育することも大事だ。

メディアコンテンツそのものに課金してもらう場合は、そこで発信している情報そのものにお金を払いたいと思うようなものでなければならない。

コンテンツは、動画、画像、テキストだけにとどまらず、ユーザーのコメントやリアルタイム性のある熱狂がコンテンツになるかもしれない。キュレーションメディアであれば、レコメンドシステムや検索システムなど機能がコンテンツといえるかもしれない。コンテンツという価値を正しく届ける導線設計が重要になる。

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客寄せパンダ。トレンドが大事。すでに興味や課題が顕在化しているところに対して、価値提供をする。

自然検索流入なら、Googleが求めているコンテンツ、Googleの価値流通プロセスにのっからないといけない。

SNS流入なら、SNSバズやSNSの価値流通プロセスにのっからないといけない。

オフラインならそれも同じ。

誰かの能動的な行動の中に入り込まなくてはならない。

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サイトのブランドを伝えたり、何を価値提供している場なのかを示す場所。百貨店のフロアガイドのような機能をはたしたりもする。どこに何の商品があるのか一覧できることでユーザーはおめあての商品を探すこともできるし、季節物のキャンペーンなどがあれば、おっと目をひくこともできる。入り口に来るだけでワクワクして、ショッピングの気分になれるような世界観作りが何より重要だ。

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百貨店の特定の商品が一覧できるフロアのようなもの。特定のフロアをさらーっと見渡しながらお目当てものが見つかればいいなあという漠然とした欲求を満たす。

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具体的な目当ての商品を案内する役割がある。フロアガイドのお姉さん。お客さまセンターのお姉さんのイメージ。

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ランディングページもここにあたるが、あくまでここはメディア本来の価値を伝える場所。集客のためのコンテンツではなくて、集客したお客さんに対して本来メディアとして届けたかった価値をここで提供する。